ストレスと免疫力と医療職について

現代人が抱える問題の1つがストレスです。ストレスは非常に厄介なもので、過度なストレスは体に悪影響を与えてしまいます。ストレスは、もともと物理学の世界で使われていた言葉で、外的な影響による物質の歪と言われていましたが、現代では心的負荷のことを指すときによく用いられます。そして、このストレスが蓄積されると、免疫力にまで影響が出てしまい、ちょっとしたことで疲れやすくなったり、頭痛や腹痛などの症状を引き起こしたり、病気への感染リスクも高めてしまうといわれています。

免疫力は体内に侵入をしてきたウイルスを排除するための機能なので、これが低下してしまうと体にはさまざまな支障が出てきます。体内には免疫システムと呼ばれるものがありますが、この免疫システムの中ナチュラルキラー細胞が働かなくなり、、自律神経が崩れてしまうことで、ウイルスの侵入を防げなくなってしまうのです。そのため、感染症患者のケアをすることも多い看護師のような仕事は、院内感染のリスクにさらされやすくなってしまいます。

ですから、医療現場で働く人は、患者の健康管理を行うのと併せて、自身もストレスを解消できるような環境を作り、免疫力を低下させないようにしなければなりません。そして、そのためには、仕事の疲れをきちんと癒やし、休日には軽い運動をしたり、好きなことをして過ごしたり、十分な睡眠を取る必要があります。健康を維持し、免疫力を高めるための情報は、インターネット上にたくさん公開されているので、一度じっくり調べてみるといいでしょう。